遺言・相続

遺言書の付言事項(ふげんじこう)を気にされてますか?

tsumiki

鹿児島のつみき行政書士事務所、塚本です。
いきなりですが、遺言書に記載できる「付言(ふげん)」をご存じですか?
ご存じない方もいらっしゃると思うので、付言事項について簡単にご紹介させていただきます。

付言事項(ふげんじこう)

付言事項とは?

遺言書は、私たちがこの世を去る際に残す重要な文書の一つです。
その中でも最後の言葉として残す「付言」は感情や思いを共有する機会であり、家族やお世話になった方たちとの絆を深める貴重な手段となります。
付言は法的な効力はないので、形式も特にこだわる必要はなく、自由に気持ちを書くことができます!

付言の具体例

付言の内容は自由ですが、どういうことを書けばいいんだろう?という方に具体例をいくつか紹介させていただきます。

  • お世話になった方への感謝の気持ち
    支えてくれたことへの感謝、将来の幸せや成功を願う言葉を書かれる方が多い印象です。
    思い出の共有等をすることで、改めて絆を深められるかと思います。
  • 遺産割合・遺贈する場合の理由
    法定相続通りではない遺言書だと相続人は疑問に思うことがあるかと思います。
    理由を記載することで、その後の争い予防にも繋げることができます。
  • 葬儀方法
    葬儀方法について自分の希望がある場合は、遺族に希望を記載しましょう。

まとめ

付言は自分の伝えたいことは記載できますが、マイナスな言葉はできるだけ使わずプラスの言葉や感謝の気持ちを記載するとより良い遺言書になるかと思います。
生前伝えきれなかった思いなど、お世話になった方への最後の挨拶として綺麗に締めくくることができればいいですよね☺
遺言書を作成する際は是非「付言事項」を気にしながら作成されてみてください!

ABOUT ME
塚本 未希
塚本 未希
行政書士
1994年生まれ、鹿児島の女性行政書士です。
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Web業界の経験もあり、動画・資料作成も得意です☺

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