行政書士とは?
みなさま、お疲れさまです。鹿児島の行政書士塚本です。
本日は「行政書士」について簡単にお話しさせていただきます。
名前は知ってるけど、何をしてる人なのかよくわからないといった方も多いのではないでしょうか?
行政書士とは?
「行政書士」は、1951年に成立した「行政書士法」により誕生した国家資格です。
行政手続きを専門とする法律家で「街の法律家」とも言われています。
誰でもなれるわけではなく、以下の該当者が行政書士として活動することができます。
- 行政書士試験に合格した方
毎年1回、11月の第2日曜日の午後1時から4時まで実施されます。
受験資格は特にないのでこちらで登録される方が比較的多い印象です。
合格率は大体10%前後といわれており、人それぞれですが勉強時間は約1000時間必要といわれています。 - 弁護士などの資格を保有する方
弁護士、弁理士、公認会計士、税理士のいずれかの資格を持っていれば、行政書士の資格保有者として認められます。 - 国や公務員として行政事務を20年以上従事してきた方
行政書士の業務
・「官公署に提出する書類」の作成とその代理、相談業務
依頼者に代わって官公署(各省庁、都道府県庁、市・区役所、町・村役場、警察署等)に提出する書類の作成・相談やこれらを官公署に提出する手続きを行います。その書類のほとんどは許可認可(許認可)等に関するもので、その数は1万種類を超えるともいわれます。
・「権利義務に関する書類」の作成とその代理、相談業務
皆さんの身近なものとしては、「遺言書」「遺産分割協議書」があります。
他にも各種契約書(贈与、売買、交換、消費貸借、使用貸借、賃貸借、雇傭、請負、委任、寄託、組合、終身定期金、和解)、念書、示談書、協議書、内容証明、告訴状、告発状、嘆願書、請願書、陳情書、上申書、始末書、定款等があります。
・「事実証明に関する書類」の作成とその代理、相談業務
主なものとしては、実地調査に基づく各種図面類(位置図、案内図、現況測量図等)、各種議事録、会計帳簿、貸借対照表、損益計算書等の財務諸表、申述書等があります。
どんな働き方をしてるの?
独立開業する方もいれば使用人として働く方もいます。
資格を活かして独立できる「行政書士」は魅力の一つだと思います。
また、自宅で開業してる方も多く初期費用も抑えられることができます。
まとめ
行政書士といっても多くの業務に携われるので、ぴんと来ない方が多いのが現状です。
ぜひ困ったことがあれば近くの行政書士に相談してみるのもおすすめです!
私はまだ新米ですが行政書士に合格してすでに人生の幅が広がりましたし、本当に取得してよかったなと思っています。
もしこれから目指される方は是非諦めずに挑戦してほしいと思います!